前回の記事で触れたように、私たちはベネッセのワールドワイドキッズ英語プログラムを子供の英語教育の教材に選択しました。
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ベネッセのワールドワイドキッズとディズニー英語を比べた結果、ワールドワイドキッズを選んで大正解!決め手となったのは・・・
子供の英語教育を行うにあたって、何らかの教材は必要だねと夫婦でずっと話し合っていました。 ヨーコパパは英語ネイティブだから、なんとかなるんじゃないの? 実際そうは思うけれども、やっぱり僕は仕事で家にい ...
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実際の教材はどんな内容なのか、ここでさっと紹介したいと思います。ボリュームが大変多いため全部を紹介することはできませんが、ざっくりどういう教材なのかを把握できるかと思います。なお、内容物は記事執筆時点のものです。
本当にボリュームが多いです!
この記事はこんな方におすすめ
- ワールドワイドキッズの内容物が気になる方
- 子供の英語教育を考えている方
- バイリンガルから見た英語教材に意見を知りたい方
目次(タップすると開きます)
ワールドワイドキッズのDVDはボリューム満点
ワールドワイドキッズのメイン教材はDVDです。1ステージにつき大体150分程度の映像がついています。(各ステージ30分のDVDが5枚組)
DVDは各ステージ5枚組
各映像は全編オリジナルコンテンツで、アニメーションもあれば実写もあり、ぬいぐるみや指人形を使ったショーみたいなものもあります。
ほとんどの映像は5分から長くても10分程度で、子供の集中力が切れる前に次のトピックに次から次へと進むイメージです。
当然全編英語で作られており、海外での撮影も多く、面白いです。
中でも「英語圏の幼稚園の様子」「英語圏のお店でのお買い物」「英語圏のレストランの厨房の様子」「同い年ぐらいの英語圏の子供とのお話」といった映像コンテンツは間接的に海外の暮らしを体験できて、生きた英語を感じることができます。役者ではなく実際の先生や店員さんや子供を使っているので、本当に生き生きとしています。
知育玩具も面白いものばかり
さすがベネッセと言うところか、知育玩具にも非常に力を入れています。
個人的にすごいなと思ったのがタッチペン。タッチペン対応の本をタッチすると、絵にあわせて単語の名前を言ったり、ストーリーを喋ってくれたり、ゲームをしてくれます。
遊び方や親の教育ポイント、声掛けなど説明してくれる冊子がとても丁寧です。
一見何に使うのか分からないブロックも、専用に冊子とDVD映像があるので遊び方を確認したらかなり楽しく英語を学びながら遊べるようになりました。このように、教材の使い方もとても親切に説明してくれているので安心できますね。
絵本のセレクションはかなり熱意を感じる
個人的に一番感心したのが絵本のセレクションです。
ワールドワイドキッズで同梱される絵本はベネッセオリジナルのものと、普通に市販されているものと半々です。どちらも非常によいチョイスをしています。
ベネッセオリジナルのものはMimiちゃんらキャラクターが出てくるもの、実際の写真を使った実在する子どもたちに焦点を当てたもの、そして普通の絵本とがあります。
いずれもとても良くできています。どのあたりが良いかというと、単語のチョイスが丁寧です。擬音(ブーンとか、ドカーンとか)や創作された言葉(現実の存在しない言葉、「ラピュタ」など)をほとんど使用していないため、正しい英語を覚えられます。キャラクターにも配慮していて、色々な人種・性別・職業の登場人物が出てきます。絵や写真も子供の目を引くものが多く、めくれるページがあったりと子供の「食いつき」を意識しています。
既製品の絵本についてもよいセレクションをしています。テーマ別に色々な絵本を取り揃えていますが、上記で説明した配慮ポイントをきちんと抑えていて、なによりめくったりできるしかけ絵本が多く子供の気を引きます。絵も丁寧に書かれているものが多く、目を引きます。
そして何よりそれぞれの絵本はお話が面白くて、子供がよく内容を覚えてくれます。お話を覚えてくれるということは、内容がしっかり頭に入ってくるということです。
更に凄いのは、一部の絵本は付属DVDで映像化されていることです。実際に絵本の絵が動いているところを映像で見ると、子供も食いつきが違います。
また、絵本については購入前に相談すれば既に持っているものは別の本に交換してくれます。そこまで気を使ってくれるので嬉しいですね。
各ステージごとの内容物について
最後に、簡単に各ステージごとの内容物について触れていきたいと思います。
すべてを載せきるのは大変なので、あくまで一部の紹介になります。内容物は記事執筆時点のものです。
各ステージにはDVD、CD、絵本、タッチペン対応の本がついてきます。
ステージ1の内容物
ステージ1の内容物(一部)
ステージ1はタッチペン対応のポスターやぬいぐるみ一式、そして「フルーツ」のおもちゃがついてきます。このおもちゃを使ってお買い物ごっこや「Which fruit(s) do you like?」と質問して遊べるようになっています。ビデオやワークショップを通して学んでいるので、「I like...」と答えてくれています。
我が子はぬいぐるみが大好きなので、大喜びです。
ステージ2の内容物
ステージ2の内容物(一部)
ステージ2はフォニックスを学ぶための単語あわせカードなどがついてきます。
Jump to the Animalの様子
また大きすぎるため写真に載せられませんでしたが、こちらの「Jump to the Animal」という、動物の絵柄を使った指示行動の教具がついてきます。
ステージ3の内容物
ステージ3の内容物(一部)
ステージ3では知育ブロックがついてきます。
デザイナー製作のものらしく、とても綺麗でおしゃれですが、きちんと知育遊びに使えます。個人的にちょっと難易度が高いかなと感じました。幼稚園レベルだと遊べる感じでしょうか。
ステージ4の内容物
ステージ4の内容物(一部)
ステージ4ではサンドイッチを作ったり、人形に服を着せたりするマグネット式の教具がついてきます。
店員の役やお客さんの役を演じながら、自然に英会話が弾むようにできています。子供はおままごとが大好きなので、こうやって役割を持っておもちゃで遊ぶことでぐんぐん英語力がついていくと思います。
ステージ5の内容物
ステージ5の内容物
ステージ5ではEmotional Toyという、絵柄が描かれた円形の教具がついてきます。
感情やものの特性(空を飛ぶ、硬い、等)の英語を覚えていくためのものです。こちらも少し難易度が高い気がしましたが、ものはとてもよくできています。
ステージ6の内容物
ステージ6の内容物(一部)
ステージ6になると、少し難易度があがってすごろくゲームがついてきます。
これは結構難しいので、まだ我が家ではトライできておりません。ただ、ステージ6の絵本はどれも秀逸なものばかりで、絵本は先んじて楽しんでいます。
ワールドワイドキッズのボリューム満点な英語教材で6歳まで一直線
ご覧の通り、非常にボリュームが充実しているのがワールドワイドキッズの英語プログラムの特徴かもしれません。
冒頭で載せたようにダンボール箱6箱で届くなど、本当にボリューム満点なので、この記事ではすべてを紹介しきることはできませんでした。しかし映像や絵本などどれをとってもとても丁寧に作っているのが見て取れます。
個人的に不満を言うのであれば、DVDを入れ替えるのが面倒だということ。各DVDの映像は30分程度なので、もう少しまとめられたのでは?とは思います。場所も取りますしね。
ですが、それ以外の欠点は見当たらないぐらい、とても良くできた教材です。ぜひ、お子様の英語教育にご活用ください。
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