皆さん、お子さんにパズルはやらせていますか?
何か一つのことに集中する、そして記憶力や右脳を鍛えて、手先も器用になるーージグソーパズルはいいこと尽くしです。一部のお受験ではジグソーパズルを出題されることもあると聞きますし、やっておいて損はないでしょう。
この記事ではそんなあなたの疑問に答える、月齢別のパズルのすすめを紹介していきます。
この記事はこんな方におすすめ
- 子供の集中力や右脳を育てたい方
- 子供の手先が不器用で心配な方
- パズルを子供にやらせたいけど、どこからはじめたらいいかわからない方
目次(タップすると開きます)
月齢別のパズル攻略コース
月齢別のおすすめパズル
0歳から1歳ごろまで 型はめパズルやブロック落とし等
1歳から2歳ごろまで 絵を印刷した紙を半分に切ったもの、シンプルな2−4ピースのジグソーパズル
2歳以降 お子様の気に入った絵柄のジグソーパズル10ピース〜
最初は「形を合わせる」ところからはじめて、徐々にパズルに必要な論理的思考を培っていきます。
それぞれについて、下記で詳細に説明していきたいと思います。
まずは型はめパズルから
我が家ではジグソーパズルの前にまず型はめパズルをはじめてみました。
ジグソーは複数のピースをつなぎ合わせるのがポイントですが、型はめパズルは一つのピースを正しい位置に入れる技術を育てます。パーツを回転させて、正しく型にはめられるようになるまでは少し根気が必要ですが、覚えると今後のジグソーやその他手先の器用さを必要とするアクティビティにつながります。
最初はこのようなブロック落とし・型落とし系のパズルがおすすめです。
がちゃん、と落とす音を気に入ってくれます
形や色を覚えるのにも便利です
最初は無理やり押し込もうとしますが、「三角」や「丸」といった比較的簡単な形はすぐに覚えて落とせるようになりました。
この型押としパズルができるようになると、つまんでくるくる回す、板状のパズルも遊べるようになります。
ボーネルンド(Bornelund)の型はめパズル
我が家ではボーネルンドの型はめパズルを購入しました、いくつか種類が出ていますが、正直なところ簡単なやつではなくいきなり難しめのものを買ってしまっても問題はないと思います。
確かに「ぶどう」や「月」といった複雑な形は月齢の低いお子さんには難しいかもしれませんが、「ボール」「太陽」といった形は丸で簡単ですし、「ビスケット」は四角い形なので比較的すぐできると思います。
最初は我が子も同じところに無理やり押し込もうとして、カチャカチャやっていました。しかしお母さんお父さんが「お手本」を見せてあげると、徐々に「ひと工夫しないと、無理やりじゃできないんだな」ということが子供にも伝わってきます。「これは、まわさないと、入らないね」と優しく語ってあげて何度も見せてあげることで、「力づく」以外の道を覚えてくれると思います。
この基礎が大事で、「無理やり」「力づく」から少しずつ、「頭を使った方法」につながっていくと思います。
ボーネルンドのこの商品はパーツのはまり具合がしっかりしていて、やはり安物とは違うなという印象を受けます。色も鮮やかで子供にとって親しみやすいものばかりですし、作りがしっかりしているので落としたり引っ掻いたりしても塗装が剥げたりしません。とてもよくできている商品です。
最初のパズルは「くもんのジグソーパズル」が最適
型はめパズルやブロック崩しがある程度できるようになってきたら、いよいよジグソーパズルの出番です。
はじめてのジグソーパズルにはこの「くもんのジグソーパズル」がおすすめです。
くもんのどうぶつジグソーパズル
このくもんのどうぶつジグソーパズルは2ピースの簡単なものから、よりピースの数が多いものまで8個入っていてとてもオトクな商品です。
ジグソーも最初は、無理やり形と形を合わせようとするかもしれません。そのままだとはまらないので、「一回持ち上げて、上からはめる」「ピースを回転させる」「角を探す」「辺を探す」といった右脳に働きかける動作を覚えていきます。
力づくではなくて、工夫しながらでないとジグソーパズルはできません
もちろん、お父さんお母さんの積極的な声掛けとお手伝いは大事です。うまくできないと子供はピースを投げたり、大声をあげたり、とにかく嫌だ!という気持ちを出してしまうかもしれません。そういうときは叱らず、落ちついて、「じゃあママといっしょにやろっか」「パパのおててと一緒にもとう」と声をかけて手伝ってあげるとよいです。
ちなみに、我が家ではパズルを小分けにジップロックに入れています。こうすることで整理できるのはもちろんですが、「袋をあける」「ものをしまう」「袋をとじる」「ものを整理する」といった概念を覚えられるので、一石二鳥ですね。
終わったら綺麗に整理
好きなキャラクターの力は絶大
実は我が子やパズルがかなり苦手でした。
ボーネルンドの型はめパズルも満足にできるようになったのは1歳9ヶ月頃、くもんのパズルも2ピースはすんなりできるけどそれ以上になると2歳近くになっても全然駄目。このままじゃよくないなぁ、と心配していたのですが・・・。
なんと2歳を過ぎたら20ピースのパズルもすんなりできるようになりました。
ついこの間まで4ピースですら苦戦していたのに!と本当にびっくりです。もちろん年齢とともに進歩しているのはあるのだと思いますが、それ以上にすごかったのがキャラクターものの力です。
好きなキャラクターのパズルは集中力アップにつながる!
我が子は「アナと雪の女王」が大好きだったので、「どうせできないだろうなぁ」と思いながらもこのパノラマパズルを購入しました。
すると集中力が段違い。絵柄をすっかり覚えて、ものすごいスピードで絵を組み立てられるようになりました。一度パズルの「こつ」を覚えてしまえば、あとは楽勝です。別のディズニー系のパズルをどんどん購入して、毎日遊ばせて、みるみるうちにパズルが上達しました。
まとめ パズルはメリットだらけ
ジグソーパズルができるようになると、子供の記憶力や手先の器用さがぐんと伸びると思います。
はさみで紙を切るという動作をとってしても、「つまむ」「回転させる」「位置を考える」といったジグソーパズルで培った能力をフルに使えます。ただパズルを解くということ以上に、様々なメリットがあるのです。
また、集中力アップにつながることも忘れてはいけません。
ぜひ皆さんもパズルを通してお子様の成長を見守ってください。