子育ての中で私たちが重視しているのは、実際に子供の手を動かせて、自分の力で何かをさせることです。与えることも大事ですが、実際に自分で見て触れるという経験はお子様の情操教育上、とても大事だと考えています。
そんなときは家で簡単に作れて遊べる「小麦粉粘土」がオススメです!
粘土は以前紹介したように、非常に子供のためになるおもちゃです。
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小麦粘土は自分で作って遊べて、粘土なのでクリエイティブな遊び方がたくさんできる、お手軽で楽しい遊びです。
この記事はこんな方におすすめ
- 家で楽しくできる遊びを知りたい方
- お子様に実際に手で触って何かを作って欲しい方
- シンプルで長く遊べる遊びを知りたい方
目次(タップすると開きます)
子供は手を動かすことで、色々と学べる
モンテッソーリ教育に限らず、子供に実際に手を動かさせることはとても大事だと言われています。
自分の手でふれて遊ぶことで五感を育てていきます
人によっては2歳で料理や掃除は危ないとか、まだ早いと感じられるかもしれません。確かに親がかなり注意深く見て一緒にやってあげないとできないことが多いので、とても気を使うことが多いです。ですが、子供は本当にびっくりするほど早くものを覚えるので、すぐに掃除機の使い方や包丁の正しい持ち方を覚えていきます。
危険なものは危険と教えて、気をつけつつも自分の意志で動いてもらうことを大事にしています。自主性をもたせることに重きを置いているのです。
そうした中で、例えば小麦粉粘土を作ることは非常によいスタート地点ではないかと思います。
確かに汚れる、だけれどもそれが子供にとって良い
嘘はつきません。小麦粉粘土を作ると、とても汚れる危険性があります。
粉が舞ったり、水をこぼしたり、粘土を落としたり、食紅が服についたり・・・
自分でやって、汚れていくのも勉強ですね
子供も馬鹿ではありません。きちんと失敗したら、「失敗しちゃった」と気づきます。仮に気づかなくても、「色がついちゃったね」「こぼしちゃったね」と一言教えてあげるだけで、ハッと気づきます。
それで責めるわけではなく、あくまでも現状を「理解」させていくのが大事だと私達夫婦は考えています。叱ったりするのではなくて、自分で自分のミスに気付けるようになってほしいのです。そして子供は本当に早く学びます。
子供が自ら自分のミスに気づいて、次回以降修正するように自ら動いていく、そういう循環を作っていくのがとても大事だと考えます。
お家で簡単に作れる小麦粘土レシピ
我が家で作っている小麦粘土のレシピは以下のとおりです:
小麦粘土レシピ
薄力粉 200g
水 120cc
油 大さじ1
塩 ひとつまみ
食紅 適量
作り方は本当に簡単で、食紅以外の上記材料を混ぜるだけ!
油は扱いやすくするために、塩は防腐効果があるために入れています。
水の量は粘り気を見ながら適度に調整していきましょう。
材料はとってもシンプル
食紅だけは最後に、好きな色を好きな分量にたらして混ぜることで様々な色のねんどが出来上がります。
適度に柔らかく、扱いやすいのが小麦粘土の良いところ
しっかり練った小麦粘土はとても扱いやすく、お子様の力でも簡単にちぎったりつなげたりして遊ぶことができます。
また、比較的家具や手にそこまでくっついたりしないので、汚れにくいというのも嬉しいですね。
色々な遊び方があって楽しい粘土です
粘土板や手に押し付けて型をとったり、色を混ぜて新しい色を作ったりと遊び方も様々です。
遊び終わったらラップで包んで冷蔵庫に入れれば3日程度は日持ちするため、繰り返して遊べるのもポイントが高いです。固くなってしまった粘土には水を足すことで柔らかさが手軽に戻りますよ!
お家でも簡単に作って遊べる小麦粘土でぜひお子様と一緒に楽しいひとときをお過ごしください。
(注:小麦粉アレルギーのお子様はお気をつけください)