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2歳から始めるくもん:子供を志望校に合格させた、無理せず続けられる最高の知育習慣

yoko
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こんにちは、みなさん! 保育士・幼稚園教諭のヨーコです。今日は「2歳から始めるくもん」についてお話ししたいと思います。

子供が幼いうちから学習習慣を身につけることで、将来の学びに対する土台を作ることができますよね。

くもんのプリントを毎日こなすことで、子供たちにどんなメリットがあるのか、そして親にとっての利便性についても詳しくご紹介します。

2歳からって早すぎない? と思う方も安心してください。別に、「2歳から完璧にできている必要なんてない」のです。ぐっちゃぐちゃにしてもいいし、1枚しかできなくてもいいし、答えもあっていなくてもいい。「向き合うこと」と「習慣をつけること」が大事だと私たちは思っています。

くもんプリントで得られる力

くもんのプリントを使った学習は、子供たちの基礎学力を育むだけでなく、様々な重要なスキルを身につけることができます。

実際に子供にくもんを継続させてきた身として、ここでは、くもんプリントを通じて得られる具体的な力について、紹介したいと思います。

やり切る力を育む

くもんの最大の魅力は、「やり切る力」を育てることです。

ここでこの記事を終えていいぐらい、大事なことだと思っています。それ以外はもう蛇足と言っていいぐらいです。

くもんを通して確かに知識は身につきます。学校の授業の範囲を先取りしたりすることは確かに日々の勉強や受験に役立つでしょう。でもそれは副次的な効果というか、重要ではないと思っています。

yoko
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やり抜く力が何よりも、そう、何よりも大事です!

この力は、学習だけでなく、人生のあらゆる場面で役立ちます。くもんのプリントは、毎日少しずつ進める形式で構成されており、子供たちは「少しずつ前進する」ことの大切さを学びます。

例えば、最初は線を引くだけの簡単なものから始まり、徐々に難易度が上がっていきます。子供たちは自分のペースで進められるため、「できた!」という達成感を毎日感じることができます。この成功体験の積み重ねが、子供たちに「やり遂げる力」を養います。

また、くもんでは完璧を求めるのではなく、「続けること」に重点を置いています。毎日少しずつでも続けることで、子供たちは自然と継続力を身につけていきます。

この継続力は、将来的に学校の勉強や習い事、さらには社会人になってからの仕事でも大いに役立つスキルとなります。

sota
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はい、これでこのブログ記事はおしまい! ・・・と言いたいぐらい、ここで大事な話をしました。が、それ以外にもメリットはたくさんあるので、どんどん見ていきましょう。

机に向かう習慣をつける

幼少期に机に向かう習慣をつけることは、学習習慣の基礎を築く上で非常に重要です。くもんのプリントは、毎日決まった時間に取り組むことで、自然と机に向かう習慣を身につけることができます。

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別に、普段食事をするダイニングテーブルでもいいですし、床でゴロンっとしながらプリントをやってもいいと思います。

大事なのは、「何か一つのことに集中する時間を作る」こと。机に向かってくもんをやる、と言った習慣が身についていけばどんどんと他のもの(勉強でも、趣味でも!)進んでいけるはずです。

幼少期から机に向かう習慣をつけることで、小学校に入ってからもスムーズに学習に取り組むことができます。これは、将来的に学習意欲の向上や学業成績の向上にもつながります。学習環境を整え、毎日のルーチンを守ることで、子供たちにとって「学びの時間」が自然なものとなり、積極的に学習に取り組む姿勢が育まれます。

勉強に対する抵抗感を減らす

くもんのプリントは、楽しいイラストやカラフルなデザインで子供たちが楽しみながら取り組めるよう工夫されています。これにより、子供たちは「勉強は楽しいもの」というポジティブなイメージを持つことができます。

yoko
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我が家では毎日プリントを楽しみにしている息子の姿があります。

自然と学ぶことへの抵抗感がなくなっていくのを感じています。視覚的な楽しさを取り入れることで、子供たちは学びに対して前向きな姿勢を持つことができます。

先ほども書きましたが、くもんのプリントは段階的に難易度が上がっていくため、子供たちは無理なく学習内容に慣れていきます。最初は簡単な問題から始め、少しずつ難しい問題に取り組むことで、「自分にもできる」という自信を持つことができます。この自信が、勉強に対する抵抗感を減らし、学びへの意欲を高める要因となります。

「ちょうどよくできるレベル」が続くから、無理がないんですよね。つまずいたりしたら、前のレベルに戻ってもいいのです。大事なのは繰り返しますが「続けること」です。

毎日何かを達成する喜び

毎日少しずつでも進歩することで、子供たちは「毎日何かを達成する喜び」を感じることができます。

この小さな達成感が、学びのモチベーションを高めます。

例えば、1枚のプリントを終えるたびに、「よくできたね!」と褒めることで、子供たちは達成感と共に自己肯定感を育むことができます。この達成感が次の日も頑張ろうという意欲につながり、継続的な学びを促進します。

sota
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私が通わせていた教室では、「採点してもらったプリントをとっておく」ことを推奨していました。というのも、どんどん百点のプリントが溜まっていくと、「達成したものが目に見える」のです。中には自分の身長を越すぐらいまでプリントを貯めて喜んでいたお子さんもいたとか。

数字や字を書くといった勉強に対する抵抗感を減らす

くもんのプリントは、特に数字や文字を書く練習に焦点を当てています。幼少期からこれらのスキルに親しむことで、子供たちは勉強に対する抵抗感を減らすことができます。

例えば、簡単な数字の認識やひらがなの書き方から始め、少しずつ複雑な計算や文章作成に進むことで、子供たちは無理なく学習内容に慣れていきます。この段階的なアプローチが、子供たちの学びへの興味を引き続ける秘訣です。

また、親が子供と一緒にプリントに取り組むことで、学びが親子のコミュニケーションの一環となります。これにより、子供たちは学ぶことをポジティブな体験として捉え、勉強に対する抵抗感を減らすことができます。

幼稚園受験や小学校受験で求められるスキルを効果的に身につける

くもんのプリントは、幼稚園受験や小学校受験で求められる基礎的なスキルを効果的に身につけることができます。例えば、文字の書き方や数字の認識、簡単な計算など、受験に必要なスキルを無理なく学ぶことができます。

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息子もくもんを始めてから、数字や文字に対する興味がどんどん湧いてきています。

幼稚園受験を控えている親としては、このように自然に学べる環境があるのはとてもありがたいです。くもんのプリントを通じて、子供たちは基礎学力だけでなく、受験に必要な集中力や忍耐力も養うことができます。

くもんはなぜ受験に役立つのか?

最後の方でも少し触れましたが、くもんのプリント学習は、幼稚園受験や小学校受験に向けた準備に非常に効果的です。

別に受験のためにくもんを始めた方がいいというわけではありませんが、実際にくもんを頑張ったからこそ私は子供達の受験に成功できたと感じています。具体的にどのような面で役立つのかを紹介させてください。

基礎学力の強化

まず、くもんのプリントは基礎学力をしっかりと固めるためのツールとして優れています。幼稚園や小学校の受験では、基本的な読み書きや計算力が問われることが多いです。

くもんのプリントでは、ひらがなやカタカナの読み書き、基本的な計算練習が体系的に組み込まれており、自然と基礎学力が身につきます。

何回も書きますが、私の子供たちもくもんのプリントを始めてから、数字や文字に対する興味がどんどん湧いてきました。

sota
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毎日少しずつ取り組むことで、気付けば幼稚園受験で求められるスキルが身についていたのです。このように、無理なく楽しく学びながら基礎学力を強化することができます。

問題解決能力の向上

受験では、単に知識を問うだけでなく、問題解決能力も重要視されます。くもんのプリントは、子供たちが自分で考えて答えを導き出すことを促します。このプロセスを通じて、論理的思考や問題解決能力が自然と育まれます。やっぱり、手を動かして答えを書くっていう行為は大事なんですよね。小さいうちは特に、そういった動きと頭の働きが連動しているのを強く感じます。

例えば、くもんの算数プリントでは、単純な計算問題だけでなく、応用問題や文章題も出題されます。息子が最初に苦戦していた問題も、繰り返し取り組むことで少しずつ理解が深まり、自信を持って解けるようになりました。このように、日々の練習を通じて問題解決能力が向上します。

yoko
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2歳ではまだそんな難しい問題は出ないですが、「この時どう感じた?」と言った読解問題も出てきたりして、なかなか役立ちますよ。

継続的な学習習慣の形成

受験勉強は一朝一夕にできるものではありません。継続的な学習習慣が非常に重要です。くもんのプリントは毎日少しずつ取り組むことが前提となっているため、自然と学習習慣が身につきます。

我が家では、毎朝決まった時間にくもんのプリントをする習慣があります。このルーチンが、息子にとって自然なものとなり、学ぶことが日常生活の一部となっています。この習慣が、受験に向けた長期的な学習の基盤を作ってくれています。

受験勉強には、集中力と忍耐力が不可欠です。くもんのプリントは、短時間で集中して取り組む形式なので、子供たちの集中力を高める効果があります。また、繰り返し取り組むことで、忍耐力も養われます

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息子がくもんのプリントに取り組む際、一枚一枚を集中して終わらせる習慣がつきました。最初は短時間しか集中できなかったのですが、少しずつ集中できる時間が延びていき、今では30分程度の学習も苦にならなくなりました。このように、毎日の積み重ねが集中力と忍耐力の向上につながります。

自己肯定感の向上

くもんのプリントを通じて成功体験を積み重ねることで、子供たちの自己肯定感が高まります。自己肯定感が高い子供は、自信を持って新しいことに挑戦することができ、受験でもその力を発揮します。

息子が難しい問題を解けたときには、大いに褒めるようにしています。これが彼にとって大きな自信となり、「次もやってみよう」という意欲につながっています。受験でも、自分に自信を持って取り組むことができるようになり、良い結果を生むことができます。

親子のコミュニケーションの向上

くもんのプリントを親子で一緒に取り組むことで、コミュニケーションが深まります。親が積極的に関わることで、子供は安心感を持って学習に取り組むことができ、受験勉強もスムーズに進めることができます。

別に、ずっと隣に付き添っていた方がいいわけではありません。でも、「わからない」「困ったな」という時に、すぐに親が手を差し伸べることができれば、「勉強は怖くない」と思ってくれるようになります。

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毎日、子供たちがプリントに取り組む時間は、私にとっても大切なコミュニケーションの時間です。問題がわからない時には一緒に考え、解けた時には一緒に喜びます。このような親子の絆が、子供にとって大きな安心感となり、学習への意欲を高めます

忙しいママ・パパにも嬉しいくもん:日々の生活に取り入れるコツ

くもんのプリント学習は、子供たちにとって有益であるだけでなく、忙しいママ・パパにとっても非常に便利な学習法です。

ここでは、忙しい日常の中でくもんを効果的に取り入れるためのコツを、具体例を交えながら詳しくご紹介します。

sota
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柔軟な学習時間の設定

くもんのプリントは、1日1教科あたり約15分から30分で終わるように設計されています。この短時間で完了する点が、忙しいママにとって大きな魅力です。

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毎日決まった時間に取り組むことが理想的ですが、スケジュールに合わせて柔軟に調整できるのもくもんの強みです。

外出前や待ち時間にもサッと取り出して取り組むことができるので、隙間時間を有効に活用できます。

くもんのプリントは、毎日の学習量を自由に調整できる点が大きな特徴です。時間があるときには多めに取り組み、忙しいときには最小限に抑えることで、無理なく続けることができます。

週末や祝日など時間があるときには、普段よりも多めにプリントを進めるようにしています。

sota
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逆に、平日の忙しい日は最低限の1枚だけをこなすことで、ストレスなく学習を続けられています。この柔軟さが、長続きの秘訣です。

プリントなので、どこにでも持っていけることも魅力ですね。メリハリが大事なので、旅行の際の新幹線の中などでさせるのも良いですよ。

ご褒美システムの導入

くもんのプリントを毎日続けるために、ご褒美システムを導入するのも効果的です。子供たちが楽しみながら取り組めるよう、学習のモチベーションを高める工夫を取り入れましょう。

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我が家では、プリントを1週間続けたらシールを貼る「シールシート」を用意していました。

シールがたまると、小さなご褒美を用意することで、息子は楽しみながら学習に取り組んでいます。このような工夫が、学習の習慣化に役立っています。大きくなってからは特にそういうことは関係なしに一人で黙々と進めるようになりましたが、最初のうちはそういうインセンティブを与えることも大事ですね。

問題がわからない時には一緒に考え、解けた時には「すごいね!」と褒めます。これにより、子供たちは学習に対して前向きな姿勢を持つようになり、私たち親子の絆も深まっています。

前に進むことの重要性を教える

くもんでは、完璧に理解していなくてもどんどん前に進むことが推奨されています。一度やったことがあるという経験が、後々の学習で役立つことを子供たちに教えることが重要です。

息子がプリントに取り組む際、難しい問題に出会っても「今はできなくても大丈夫。一度やってみることが大切だよ」と声をかけます。この考え方を持つことで、息子は新しい挑戦に対して前向きな姿勢を持つようになり、学習の幅が広がります。

そして、毎日の学習が達成感につながるように工夫することが大切です。冒頭でも述べたように、小さな成功体験を積み重ねることで、子供たちの自己肯定感を高め、学習の意欲を維持できます。

まとめ

くもんのプリント学習は、子供たちの基礎学力を育むだけでなく、忙しいママにとっても非常に便利で柔軟な学習法です。短時間で終わるため日常の隙間時間を有効活用でき、持ち運びが簡単なのでどこでも取り組むことができます。さらに、学習時間を自由に調整できるため、忙しい日常の中でも無理なく続けることができます。

親が積極的にサポートし、子供たちの学習意欲を高める工夫を取り入れることで、くもんのプリント学習が家庭の一部となり、楽しい学習習慣が形成されます。

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ぜひ、みなさんも「くもん」を取り入れて、子供たちの成長をサポートしながら、楽しい学びの時間を過ごしてみてください。

  • この記事を書いた人

ヨーコとソウタ

東大卒でバイリンガルのソウタと、保育士・幼稚園教諭のヨーコがモンテッソーリ教育をベースに「子供に無理をさせず、良いところを伸ばしていく」ことを意識して日々育児を行う様子を綴っています。二人とも平成生まれ、二児(女の子と男の子)を育てています。

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