子供の英語教育を行うにあたって、何らかの教材は必要だねと夫婦でずっと話し合っていました。
言語は親が子供にプレゼントできるものの中でも飛び抜けて重要なものだと私達は考えています。考えてみてください、日本語を話せることでどれだけ多くの人とコミュニケーションが取れて、どれだけ多くの本・映像・音楽を楽しめているか。話せる言葉が増えるということは、誇張ではなく本当に触れられるものが倍増するといっても過言ではないと思っています。
AIやコンピューター技術がどんどん進化して、言語の壁は確かに少しずつ低くなっている気はします。ですが、壁はなくならない。翻訳されて楽しめるものはまだまだ氷山の本の一角に過ぎません。これからを生きる我が子にとって、やはり「英語」は欠かせないものだと感じました。
そんな私達が悩みに悩み抜いて選んだのがベネッセの「ワールドワイドキッズ」プログラムです。この記事ではなぜベネッセを、そしてなぜこの教材を選んだのかを紹介したいと思います。
この記事はこんな方におすすめ
- 子供の英語教育に使う教材で悩んでいらっしゃる方
- ディズニーとベネッセの英語プログラムで悩んでいる方
- バイリンガル教育に関心がある方
目次(タップすると開きます)
英語教材の選び方
子供に触れさせる英語教材ですが、色々と考えました。
例えば英語の教則DVDみたいなものや、英語のCD、絵本等をいくつか選んでそれで教育を進められないだろうか、と考えました。確かに安上がりだし、自分で選んでいくことができますし、余計なものはついてこないかもしれません。ですが、問題はその有効性を確認するのが難しいことと、「選ばないといけない」という面倒さが生じること。
1歳の英語教育に最適な本は選べるかもしれないけれども、じゃあ2歳、3歳と言語能力が発達してきたら、その成長に合わせて適切な教材を選べるのでしょうか。何が足りなくて、何が必要なのか、私達夫婦だけで考えて決められるのでしょうか。そして何より、教育のクオリティにムラが出てこないでしょうか。
そう考えると、「このレベルまでの英語をきちんと丁寧に進める」という明確な目的のもとにプログラムが組まれたベネッセの「ワールドワイドキッズ」とディズニーの「ディズニー英語システム」のいずれかに焦点を絞りました。これらの教材は実際に駐在に来ている海外の方が子供に買ったりするぐらい、英語がしっかりしている内容です。
ベネッセのワールドワイドキッズの特徴
ベネッセのワールドワイドキッズプログラムは、DVDを中心として絵本やタッチペンが充実しており、知育玩具が少々ついてくる。目標としている英語のレベルは0歳からはじめて6歳まで。
映像、タッチペン、知育玩具等ボリューム満載
オリジナルキャラクターの「Mimi」ちゃんをはじめとしたオリジナル映像満載の教材です。
教材以外にも教室で行う「ワークショップ」が利用可能で、こちらは東京と名古屋でおよそ月1回ぐらいのペースで行っています。予約は取りづらいとまではいかないので、前もってスケジュールを確認しておけばまず席が取れない!ということはありません。(とはいえ、予約開始日中には売り切れてしまうことが多かったです)。
ワークショップはすべて英語で行われて、ネイティブの外人の先生が講師をしてくれます。1時間程度でおよそ20名ほど参加します。
ディズニーとの明確な違いは「フォニックス」を取り入れていること。フォニックスとは平たく言うと、正しい英語発音を身につけるためのもの。例えば「ABCD」を「えー、びー、しー、でぃー」と学ぶだけではなく、正しい「音」である「あ、ぶ、く、どぅ」のように覚えていくものが。
ネイティブな発音を身につけるためにも「フォニックス」は重要
ベネッセのワールドワイドキッズとディズニー英語を比べた結果、ワールドワイドキッズを選んで大正解!決め手となったのは・・・
一括購入ですとかなりのボリュームです!
お値段は一括購入で20万円ちょっと。ダンボール箱5個ぐらいの分量です。
ディズニーの「ディズニー英語システム」の特徴
みんなご存知ディズニーはそのキャラクターが魅力。子供もやはりすんなりととりつきやすいし、何より映像が豊富。
体験セットの内容です
目標到達レベルは0歳からはじめて12歳程度。
会員制で分割払い可能ですが途中退会は不可。フルに最後までプログラムをやるとなると100万円近くになるという声も。
ベネッセとディズニーの英語プログラムの比較
簡単に、私達夫婦が重視したポイントを表にまとめてみました。
項目 | ディズニー | ベネッセ |
価格 | すべて揃えると90万円程 | ステージ0〜6で24万円程 |
会費 | あり(会員でないとイベント参加不可) | なし |
対象年齢 | 0歳〜12歳まで | 0歳〜6歳まで |
英語到達レベル | 英検2級の英語力 | 6歳のネイティブの子供と同じように会話ができる英語力 |
解約の可否 | 不可 | 分割ならステージの途中で解約可能 |
フォニックス教材 | なし | あり |
アウトプットの機会 | テレフォンイングリッシュ(電話) イベント一回(1500円程) | オンラインレッスン(ビデオチャット) ワークショップ(一回3000円程) |
価格はおおよその価格、内容は記事執筆時点のものです。詳細は最新のものをご確認ください。
決め手となったのは「無料体験会」とディズニーの英語プログラムにはない発音に重点を置いた「フォニックス」
どちらも資料を請求して、体験DVDなどをもらった上で考えたのですが、決め手となったのはまずは無料体験会です。
ベネッセの体験セットの内容です
ワールドワイドキッズの体験会ではすべての教材を実際に見たり手に触れたりすることができました。ちょっとしたキャラクターのショー(フォニックスのダンス)もあったので、子供も大喜び。
キャラクターに親しみを持ってくれたのが大きいです。
事前に取り寄せていた体験DVDを繰り返してみてキャラクターに親しみを覚えていたのと、実際に「フォニックスダンス」や「ABCソング」を一緒に踊ったり歌ったりしたことで「これは決まりかな」という気持ちでした。体験会も決して販売ノルマがある人が猛プッシュする、というわけではなく、純粋に教材の説明をしてくれたりととても好感的でした。
体験セットに入っているお風呂ポスター。子供が気に入って使っています。
どちらも非常に良くできた無料体験のセットなので(ディズニーのものはお風呂にはれるポスターなどももらえます)、是非資料請求されることをおすすめします。
そしてやはりディズニーとの明確な違いは「フォニックス」を取り入れていること。
正しい発音を学ぶために専用の教材が用意されていて、音楽や遊び、音の出る絵本などを通して自然に正しい英語発音を身に着けられるようになります。個人的にはこの教材があるだけで、ディズニーとの明確な違いを感じました。
ワールドワイドキッズは要らないものがないのがすごい
ワールドワイドキッズの教材がダンボール5箱分の教材と聞くと「絶対使わないものありそう・・・」と思ったりするかもしれません。実際、英語とは関係なさそうな知育玩具っぽいブロックだったり、おままごとで使うおもちゃだったり、大量の絵本であったり「これは使わなさそう・・・」と最初思ったものがありました。
いろいろな教材が入っていますが、どれもちゃんと英語の習得につながるものばかり。
ですがそれ単体だと「微妙・・・」と思わせるものでも、きちんとDVDで英語に絡めた使い方を見せてくれて、それを見ると子供が遊びたがるのです。
各教材の便利な使い方を丁寧に解説している冊子もあります。
英語教育と知育の一石二鳥になって「うまく作っているなぁ」と思わせてくれます。
まとめ ベネッセのワールドワイドキッズで大満足!
英語教材選びの一番のポイントは、その教材に子供が親しみ・興味を持ってくれるかだと思います。
我が子は年齢が比較的低いときから始めたので、あまりディズニーキャラには食いつきませんでした。よりディズニーに親しんだ年齢であったら、もしかしたら結果は違ったかもしれません。
ですがワールドワイドキッズは(比べると)お手頃ですし、教材も実際に体験会で見てみて触って非常によくできていると感じました。何より、英語の正しい発音が身につく「フォニックス」にも力を入れているのが好ポイントです。せっかく英語を喋られるようになるのであれば、正しい発音で喋って欲しいですよね。
確かにディズニーの方はすべて揃えれば長く使えるのですが(12歳までを対象としているプログラムのため)、飽きずに続けられるかが心配だったのと、ワールドワイドキッズの目標としている6歳頃になると他の教材、本、映画等を通して英語に触れられると考えました。自分で興味のあるものを選択して英語に触れられる年になっていると思うので、そのときにまた考えようと思いワールドワイドキッズを選びました。
それ以外にもワークショップの内容やチャットでの英語レッスンがある点など、色々と総合的に見てベネッセのワールドワイドキッズを選択しました。その結果は大成功です!
映像一つとっても、子供の集中力が切れる3−5分ぐらいで次の内容へと映るので、飽きにくいしバリエーションに富んでいます。
本当におすすめの英語教材ですよ!