子育ての一番辛いところは、自由時間が取れない事ではないでしょうか。体力的にも精神的にも削られる24時間体制の子育てでは、自分の趣味の時間はおろかまともに食事をしたりトイレに行ったりすることもままならないという方もいらっしゃると思います。
子供のことだから、これといった明確な改善策はないのが辛いところです。文句を言っても「みんな通ってきた道だから」「そのうちよくなるよ」といったちょっと期待と違う意見を出されることが多く、下手すると「愚痴ばっかり言ってるダメ親」と取られかねないでしょう。
「でも自分の子供だから可愛くてたまらないよね!」と同意を求められたりした時には「問題はそこじゃないんだよね・・・」と思いつつも、笑顔を浮かべてそうだねーと言うしかない、なんて辛い経験ありませんか?
実は、負担を軽減する方法は多少なりともあるのです。今回はそんなみなさんの子育てを力強くサポートしてくれる「ベビーモニター」を紹介したいと思います。
メモ
なお、乳幼児突然死症候群の原因は不明で、必ずしもモニターで見張っているから防げるものではありませんし、各メーカーも乳幼児突然死症候群の予防としての使用を想定していない旨を記載していることがあります。あくまでも「子供がうつ伏せになっていない」等を確認するための補助的な利用とお考えください。
この記事はこんな方におすすめ
- 子育てを楽にするグッズを紹介してもらいたい方
- ベビーモニターの良し悪しを知りたい方
- ベビーモニターの選び方を知りたい方
目次(タップすると開きます)
シンプルに、目が増える
ベビーモニターは単純に監視カメラなんです。色々なメーカーが出しているし、商品のクオリティもピンキリですが、やることは一つだけ。子供を遠隔地から見張ることです。
我が子は比較的寝つきが悪く、少しの物音で起きてしまったり、なんらかの理由で寝苦しかったら泣きながら起きてしまう。
そのため、じっと堪えて側で横になり、音も立てず、光が出るため携帯も出さず、暗闇の中でじっとしているしかなかったです。久しぶりに背中をベッドにつけられる瞬間ではあったのですが、どうにも気が休まらない。
そんな中購入したのがこのベビーモニターです。
私たちはベッドサイドにカメラを置いており、ベッド全体が映るように設定している。スマホのカメラと同じぐらいの画角といえばイメージしやすいでしょうか。わりと広角に映るので子供が寝返りを打ったりしても視界にキャッチしています。
モニター本体は無線であり、自動で動画と音声を受信します。感度もよく、ちょっとぐずったり咳をしてもきちんを音声を拾ってくれる。充電池内蔵なのでモニター側はコンセントにつながなくても2時間程度は作動するのがありがたいです。持ったままトイレにいったり、ちょっと部屋を移動したりとかもできます。
また暗闇の中でも赤外線を使って鮮明な画像を映してくれるので、非常に優秀です。少し本体のランプが点灯はしますが、気になるないレベルだと思います。
これを使えば、純粋に「目が増える」ことになるます。その場にいなくても、子供の様子を見られるのです。
乳幼児突然死症候群の予防にも使えます。もちろん、必ず防げるわけではないですが、ちゃんと呼吸しているか、うつ伏せになっていないかなどを逐一確認できるのは大きな安心感につながります。気になる方はより特化したモデルで、赤ちゃんの体の動きなどを分析するタイプのベビーモニターもあるのでそちらも選択肢に加えるのもよいかもしれません。
音声も拾ってくれるので、安心
動画だけの商品や音声だけの商品もありますが、本品は動画に加えて音声を拾うマイクが付いているので本当に便利です。
子供が起きていなくてもうなされていたり、泣いていたりするといち早く察知できるし、(あまり褒められたことではないですが)料理をしたり、掃除をしたりと少し目を離しても子供が泣いたり寝返りを打ったりすれば音ですぐ分かるから便利です。もちろん、赤ちゃんは音もなく起きたりすることもあるから万全とはいえないので、あくまでも自己責任での利用をお願いします!
このマイクは非常に感度がよくて、赤ちゃんの寝返りの音や衣摺れも聞こえてくるので本当にその場にいるのと同じ感覚で音を拾うことができます。音量は自由に調整できるので、必要ないと感じたら下げることも可能です。
子供が起き始めたらすぐに映像と音でわかります
また、こちらから話しかけることもできます。起きかけても親の声を聞いて安心して眠れる子であれば便利かもしれません。残念ながらうちの子はそうではないので、この機能を使うことはまずないですが、「今行くからね、じっとしててね」と一声かけたりできるので全く捨てたものではないでしょう。
ちょっと想定外の使い方かもしれませんが、例えばパパが寝かしつけをしていて、リビングにいるママと会話をしたりすることもできます。
少しの自由をあなたに
子供を見ているに違いはなくても、その場にいなくても良いと言うのは福音です。
モニターを横に置いておけばパソコン作業だってできるし、注意深く見られるのであればテレビを見たっていいでしょう、
トイレに行ってもいいし、家の掃除をしてもいいし、本当に自由が広がります。
もちろん、繰り返しますがモニターはあくまで映像を写すだけであって、あなたの代わりに赤ちゃんのお守りをしてくれるわけではないということを忘れてはいけません。過度な信頼は禁物ですが、きちんと見張る意思があるなら問題ないと思います。
モニター利用の注意点
子供は、例え赤ちゃんであっても、一瞬で移動することがあります。瞬間移動でもしたの?と思うぐらいにあっという間に移動していることがあるのを経験したことがあるのは私だけではないと思います。
そのためモニターを利用するにあたっては、何かあったらすぐに駆けつけられる距離で使うのがベストだと考えています。
また子供から離れるため、仮にベビーベッドの上とかであれば子供が出られないようにロックしておく、あるいはふつうのベッドの上なら落ちないように柵を用意する、また手の届く範囲で落下の危険があるものや誤飲につながるものは置かないなどの配慮はもちろん必要になります。
さらに言えば、無線で接続してるせいなのか、我が家では電子レンジを使用すると電波が乱れることがたまにあります。因果関係は私は専門家ではないので分からないですが、電波状態が悪くなったら一度他の家電製品の稼働状況を確認するのが良いでしょう。
根本的なこととして、子供が一人で寝られるかどうかも大事です。母親や父親が隣で寝ていなくても眠れるようになるまで我が子は少し慣れが必要でした。とはいえ、発達の先生に聞いたところそうすることは悪いことではなく、子供の自立を促すことでもあるので一人で寝るのに慣れさせるのは決して問題があることではないとのことで、我が家は安心して寝ている間の分離の練習を進めました。
ベビーモニターにできないこと
ものによりますが、カメラが固定のものや、追尾機能がないモニターが多いです。そうなると、例えば子供が寝返りを打ってカメラの視界から消えた場合は、手動で位置を直す必要があります。
そういった理由から、よほど遮蔽物がない部屋の隅っこにおくとかでない限り、遊んでいる子供を見張るという用途には不向きな商品だと思います。
また、当然ではあるが暗くなるとカラー映像ではなくなります。
まとめ ベビーモニターで子供を見守りつつ、少し離れるゆとりを
我が家で「もっと早く買えばよかった」と夫婦間で珍しく一致する商品だったのがこのベビーモニターです。今や全く手放せないものとなり、寝かしつけが終わった夜に少し夫婦の時間をという時に必ず使用しています。
過度な信頼はよくないですが、24時間くっついている育児の中で少しの余裕を与えてくれる、是非オススメしたい商品です。
メモ
なお、乳幼児突然死症候群の原因は不明で、必ずしもモニターで見張っているから防げるものではありませんし、各メーカーも乳幼児突然死症候群の予防としての使用を想定していない旨を記載していることがあります。あくまでも「子供がうつ伏せになっていない」等を確認するための補助的な利用とお考えください。